冬のキャンピングカーは寒くないか

 普通の車が真冬にエンジンを止めてしまったら、車内はシンシンと冷え込んできますよね。キャンピングカーでも車中泊時にはベース車のエンジンは止めます。居室もどんどん冷え込んでくる、でも大丈夫。ちゃんと良い仕組みが用意されています。

キャンピングカーにはFFファンヒーターがある

 キャンピングカーには車のエンジンを止めてもダイネット(居室)を温めることができるFFファンヒーターがついています。

 我が家のキャンピングカーについているのは、Webasto(ベバスト)という、覚えづらいメーカーのファンヒーターです。このファンヒーターは本当に便利なもので、ダイヤルを回してスイッチを入れると、しばらく低い音でブーブーというような音を発したあとに吹出口から温風を吹き出してくれます。

温風吹出口とダイヤル

 上の写真が吹出口です。座席の下についています。くるくる回すことで温風の吹き出す方向を変えることができます。また右上にみえるダイヤルでスイッチをいれたり暖房の強弱の調整をすることができます。スイッチをいれる時にはダイヤルを時計回りに目一杯回します。室内が寒いので暖房を入れているわけですから、しばらく室内が暖かくなるまでその状態を維持します。その内に暑くなりすぎたかなと思ったら、ダイヤルを反時計回りに戻します。反時計回りに回して暖房を弱めると、ヒーターは着いたり消したりを繰り返して温度調節をします。私の経験ですと、あまり弱くしてしまうと上手く着火しなくなってしまうようです。

居室は十分に暖まる

 居室が冷え切っていると、暖めるのに少し時間がかかりますが、ベバストのFFヒーターはかなり強力なので、居室はポカポカになります。通常では車で移動してから車中泊地に到達するので、ベース車の暖房で居室も暖かくなっているので、寒い寒いとブルブル震えることはないです。

ベバストヒーター本体

 上の写真は吹出口の付いている座席の上蓋を外して、ベバストヒーターの本体を写したものです。こんなものかと思うくらいコンパクトです。

 我が家のキャンピングカーのベース車はガソリン仕様なので、ベバストヒーターもガソリンを使って暖房します。燃料はベース車の燃料タンクから供給されます。燃料の消費は一晩中つけていても気にならないくらいです。動作音も大きくないので、ベッドに入ってしまえば気になりません。ただし、ベッドに入っている時にベバストヒーターをつけていると、弱めにしていてもかなり暑く感じます。なので消してしまうときもあります。

その他の暖房方法

 キャンピングカーが停まっているときには、ベバストヒーターをつけますが、キャンピングカーが走っている時には別のヒーターを使います。これはベース車の暖房と同じ熱源(エンジンの熱)で居室を暖めるものです。寒い時には、このヒーターで居室を温めておくことが出来ます。もちろん温度調節も出来ます。

 最後はおまけの暖房方法なのですが、我が家のキャンピングカーにはルーフエアコン(エアコンが天井に乗っている)がついているため、発電機をつければルーフエアコンで暖房することも出来ます。これは家庭用のエアコンで、冷房や暖房ができるのと同じことです。この方法ははっきり言って面倒ですし、音の問題から使う場面も限られるので、本当にいざっていうときのためのオプションです。

冷房よりも暖房のほうが楽で使いやすい

 先程も書きましたが、居室を冷房するには、発電機をつけてルーフエアコンをつけることになります。手間もかかりますし、使う場所も気を使います。そういうことを考えると、キャンピングカーは暑い季節より寒い季節のほうが、旅がしやすいかもしれません。ただし、道路の状況は暑い季節のほうが断然良いですよね。

キャンピングカー同士の挨拶

キャブコンがすれ違う時の挨拶

 キャブコンは遠くからでも、あっ来たな!とわかるくらい目立つ車なので、対向車線からキャブコンが来たら手を上げて挨拶をします。運転手同士のときもあれば、助手席の人まで含めて手を上げて挨拶するときもあります。今回はキャンピングカー旅に楽しみを加えてくれる、キャンピングカー同士の挨拶について少し書いてみたいと思います。

初めてキャンピングカーに乗った時は驚いた

 キャンピングカーが送られてきて初めての旅行に行った時には、こちらはキャブコンとすれ違うと、おおーという感じで相手を見るのですが、相手が手を上げてくるのでなんだろうなと思っていました。それが2度3度となって、よしこっちも上げてみようと妻と話し、やってみたところ、これが素晴らしい一体感でした。仲間ーっていうか、仲間に入れたんだ!って感じです。

 それからは夫婦で目を皿のようにして、やってくるキャブコンを探すようになり、相手からはみえないだろうなというような、高速道路の対向車にも手を振ってみたりしました。高速道路の対向車線じゃ無理だろうなと思ってやるのですが、意外と手を振り返してくれる方もいるんです。

 キャンピングカーとすれ違うのが、目的地までキャンピングカーを走らせたり、自宅に帰る間の楽しみになりました。ボーッと運転をしていて、すれ違った後にキャンピングカーだと気がついた時は結構残念な気持ちになります。

始めてしまったらくせになる

 最初は気恥ずかしい感じで手を上げて挨拶をしていましたが、だんだんと慣れてくると、癖になってきます。夕方まで1日誰とも挨拶を交わしていないと「今日は誰も来ないねー」と夫婦で寂しがり、手を振ったのに振替してもらえないと「気が付かなかったのかねー」とわがままなことをまたも夫婦で言っていたりします。

 深刻なのは、自分の住んでいるところで、普通の車に乗っている時に前からキャブコンが来ると思わず手を上げて挨拶をしそうになってしまうことです。そんなことをしてもキャンピングカーに乗っておられる方は何?となってしまいますよね。気をつけなくちゃ。

熱烈な挨拶もある

  町中ですれ違ったときなどは、両手で大きく手を振ってくれる方もいます。そんな時は何だか嬉しくなってしまいます。自然とこちらも満面の笑みで手を振替してしまいます。観光にプラスアルファの思い出が加わります。あそこでこんなところを見たなっていうことより、一生懸命手を振ってくれた方のことのほうが憶えていたりします。これはもしかしたらもうプラスアルファではないのかもしれません。

 また高速道路では、トロトロ走行車線を走っている(アクセルはベタ踏みなのですが)我が家のキャンピングカーを、追い越し車線から大型のキャンピングカーが抜かしていって、走行車線の私達の前に入ってきて、ハザードランプで挨拶をしてから、また追い越し車線に戻っていってくれた方もいます。あの時は本当に嬉しかったです。

 このようにキャンピングカーの旅では、ただ旅を楽しむだけではなく、キャンピングカー仲間との偶然な出会いを楽しめます。

キャンピングカーで昼寝は最高

疲れたら一休み

 キャンピングカーで旅行に行った時にキャンピングカーで来ていてよかったなと思うときがあります。それは旅先の観光で疲れ切ってしまった時です。キャンピングカーの一番の特徴はベッドがあることだと思うのですが、ベッドは夜に眠るだけのものではありません。下の写真は我が家のキャンピングカーの後部2段ベッドです。常設ベッドなのでいつもこんな感じで万年床です。


キャンピングカーならではの観光方法

 暑いさなか、色々なところを観光して回ると本当に疲れてしまうときがありますよね。そんな時にはどうするかというと、お昼時になったら、どこかで昼ごはんの弁当などを買ってキャンピングカーに戻ってしまいます。無料の駐車場や、1日◯◯◯円の駐車場に止めている時に使える手です。

疲れたら昼寝が一番

 キャンピングカーに帰って発電機をつけてルーフエアコンをつければ最高に気持ち良い空間になります。駐車場の中とはいえプライベート空間なのでリラックスも出来ます。昼食を食べ終わる頃には、体の熱もとれてますので、そのままベッドにに潜り込んじゃいます。カーテンを閉めれば居住空間は暗くなるので、気分も落ち着きます。1時間も寝ればすっかり元気になるので、キャンピングカーを出てまた観光をすることもありますし、その場所での観光が終わっていれば次の目的地に向けて出発することもあります。

 観光地の駐車場で昼寝をするのはなんとも奇妙なような特別な感じがします。しかもベッドで寝るので尚更です。観光客でこんなことをしている人はあまりいませんよね。時間は少し無駄になりますが、こんな風に観光できるのはキャンピングカーならではだと思います。店の中で涼みながら休憩することは出来ますが、ゴロゴロ昼寝まではできませんので、年をとってきた私達にはすごく楽な旅になります。後はもう少しのんびりと旅が楽しめたら良いのですが。

車の税制が変わるかも


自動車関連税制の将来的な見直しとして、政府与党が走行距離に応じた課税を検討していることが11月27日に判明しました。

https://buzzap.jp/news/20181128-car-tax-mileage/

キャンピングカー乗りにも大問題

 上に載せたようなニュースを最近ネットで見ました。これはキャンピングカー乗りにとっても大問題かもと思ったのですが、実は私も地方に住んでいるので普段の生活にも関わってくることかもしれません。

地方で公共交通機関での移動は限定的

 東京や大阪などの大都市圏では電車の類やバスなどの公共交通機関で色々なところへ行くことができるように整備されています。私も仕事の関係でたまに東京に行きますが、移動は全て電車で済みます。でも地方ではそうはいきません。

 私の住んでいる地域は地方の都市の中でもまだ恵まれている地域です。最寄りの駅は市の中心の駅で、駅までは3キロほどです。駅に向かうバスの路線は何本かあり、歩いて5分圏内のバス停を利用しようとすれば、朝夕ならば10分に1本くらいはあります。もちろん東京の電車網に比べれば本数は少ないですが、恵まれています。でも駅以外に向かおうとすると、バスでの移動はほぼ不可能になります。乗り換えて移動するということがほぼ不可能なのです。

 私の実家は今住んでいるのと同じ市内でしたが、南に位置しているところで、私が高校生の頃はバスが1時間に2本でした。それも市内を循環している路線の両方向を合わせてです。それがたまに勝手に欠航されてしまったりすることもあって、それは不便でした。駅まではバス停までの2倍ほど距離があるのでこれもまた大変です。

 そんな事情もあって夫婦共働きの我が家は、一人一台車がないと生活が成り立ちません。仕事に行けないのです。

車は税金だらけ

 車を維持していかないと生活が出来ないのですが、とにかく車は税金だらけです。

  • 自動車取得税と消費税………..50万円以上の車を買う時に払う税金
  • 自動車税か軽自動車税………..毎年春に払う税金
  • 自動車重量税……………….新車を買うときと車検の時に払う税金
  • ガソリン税、軽油引取税と消費税….燃料を買う時に払う税金

 車を保有している人はこのような税金を常に負担しています。覚えきれないくらいの税金ですよね。特にガソリンや軽油にかかっている税金については、ガソリンや軽油の代金+税金にさらに消費税を上乗せしています。ガソリン税を消費しているから消費税、訳がわかりません。

 ガソリン税の中身も酷いです。ガソリン税は1リットルあたり53.8円なのですが、この内25.1円は元々2008年までの暫定的な税金として上乗せされたものです。それが今日まで延長されちゃってます。

 例えばガソリンの小売価格が100円とすると
100円+28.7円+25.1円=153.8円が税込価格です。ですがこれでは終わらずさらに消費税がかかって
153.8円☓1.08=166円となるのです。100円が166円。ため息しか出ません。

 地方は車が必要、なら都会に出ればいいじゃんという話になるかもしれませんが、なかなかそういうわけにもいかないので。

今回のニュースでの心配事

 ここまで長々と今の車の税金について書いてきましたが、今回のニュースでは走行距離に応じた課税という話が出ています。これについてこれは私の考えですが、多分、車の保有台数が減ったり、燃費が良くなったり、電気自動車が出てきたりと、世の中がガソリンや軽油を使わない方向に動いていることなどから、車に関する税金が減ってきているからそれを補う税金を作ろうよということかと思っています。目的がそうならば、例え何かの税金を無くしましたよと宣伝しても計算したら前より税金をたくさん払っているという感じになるような気がします。

 生活必需品であり、庶民のささやかな楽しみの道具でもある車です。あまり地方の運転者を虐めないでくださいと願うばかりです。

キャンピングカーの車検

いくらかかるのかドキドキ

 我が家にキャンピングカーが来てから1年半ほどが経ち、いよいよ車検の時期が来ました。なにせキャンピングカーの車検なんて頼んだことがないので代金やら何やらが色々不安でした。いつも車検をお願いしている整備工場に「キャンピングカー持ち込んでもいいですか?」と聞くと「大丈夫ですよ」と言ってもらったので2週間ほど前に持ち込ませてもらいました。

 キャンピングカーは居住空間があるので、車検に出すにも何となく気恥ずかしいので、居住空間も何となく片付けてから持ち込みました。

 気になるところはありますか?と聞かれたので、しばらくエンジンをかけないとベルトが滑るような音がする、タイヤの空気圧を見て欲しいとお願いしました。

ベース車の現状

 キャンピングカーのベース車はマツダのボンゴトラックです。初年度登録は平成16年。今年で14年目の車です。排気量は1,800cc。走行距離は118,500キロです。

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ベース車の状態はどうだったか

 3日ほど前に出来上がりましたよと連絡をいただき、本日受け取りに行きました。車の状態の説明を受けたのですが、特別問題なところもないということで、ファンベルトの調整、ラジエター冷却水の補充、エンジンオイル交換などをしていただいたそうです。車体の下回りにサビもなくすごくきれいな状態でいい車見つけましたねと言われて、単純な私は上機嫌です。夏になったらオートマのオイルを交換したほうが良いかもしれないですよと言われました。タイヤについてはトラックの規定よりかなり圧が低かったので、規定通りにしておいてくれたそうです。乗り心地は固くなるけどこっちのほうが安全とのことでした。

 ボンゴトラックは20万キロでも全然普通だからまだまだ乗れますよと言われて一安心。この整備工場に持ち込まれるボンゴトラックの中にはエンジンを載せ替えているが60万キロという強者もいるそうです。うちのキャンピングカーにもまだまだ頑張ってもらわなくてはなりません。

 整備工場から家に向かうため、エンジンをかかけると調子がいい。大体車検の後は車の調子がよく感じるものですよね。道路に出て走り出すと、対向車の運転手や自転車の学生らがジロジロ見るし、すれ違った軽トラが直後に急ブレーキかけてるし、で、「何だろね!」と思いましたが、そうでした、キャンピングカーに乗っている時の周りの反応を忘れてました。キャンピングカーに乗っているととにかくジロジロと見られます。思い出して苦笑いです。

代金はおいくらだったか

 さてドキドキしていた代金を書きます。

  • 点検、整備、部品代等  45,900円
  • 重量税         34,200円
  • 自賠責保険料      30,210円
  • その他諸々        6,800円

 以上で消費税込みで120,782円でした。うーん、思っていたよりも安く済んで助かりました。整備工場さんありがとう。大事に乗っていけば維持費もそれほどかからずにキャンピングカー生活を楽しんでいけそうです。