キャンピングカーがきてから

 中古の古いキャンピングカーを買って2年半が経とうとしています。非常に思い切った決断でしたが、想像以上にキャンピングカーは私達夫婦の生活にいろいろなものを与えてくれました。今回は私達夫婦が経験していることを少し書こうかと思います。

購入した当時のこと

 キャンピングカーを持っているというと「よく買えたね」とか言われますが、我が家のデイブレイクはとてもお買い得な出物でした。もちろん年式は古いし、走行距離も10万キロを越えていました。でも私達には充分なものでした。

 購入した頃は子どもが2人同時に大学に行っているときでした。ちなみに昨年は1人、今年はまた2人同時に大学に行っています。そんな今まで生きてきた中で一番お金が出ていく状態で、それを賄うために夫婦ともに転職をして頑張っていた時期でした。

 それにしても頑張れど頑張れど決まった時間が経たないと子どもたちは大学を卒業しません。言い表せないほどの閉塞感がずっと続いている状態でしたので、正直言ってストレスでどうかなってしまいそうでした。

 その頃は少しでもストレス発散しようと夫婦で軽自動車に乗って日帰り旅行を楽しんでいました。宿泊しなければ軽自動車は高速代金も安いですしガソリンだって喰いません。すごく安く行けるので、無駄遣いしているという良心の呵責もあまりありません。でも行ける範囲に限界があるのが欠点でした。

 そんなもやもやしている時に見つけたのが我が家のキャンピングカーで、半ばやけくそみたいに購入してしまいました。もしかしたらストレスで少し変になっていたのかもしれません。今から考えたら苦しい生活をさらに苦しくしてしまったことは間違いありません。

 生活は更に苦しくなったかもしれませんが、キャンピングカーは普通の旅行とは違った楽しみを私達に教えてくれました。

最高に現実逃避できる

 キャンピングカーを買ったからといって普段の生活が変わるわけではありません。相変わらずプレッシャーとストレスの生活を続けています。

 でも週末にキャンピングカーで飛び出して、今日のねぐらに着いて居室に移るとそこからは平日の生活とは全くかけ離れた世界になります。居室はもう慣れた空間ですが、カーテンを開ければ見たことのない風景が広がっています。周りには普段はいないナンバーの車や見たことのない人達がいます。まさに現実逃避。

 そんな居室で夫婦で「お疲れ~」っと乾杯するときは本当に幸せな気分になります。音楽を聞きながら他愛もない会話を眠くなるまで楽しんでベッドに潜り込むのです。周りは知らない世界でも居室はいつもどおりの空間なのですごくリラックスして現実逃避を楽しむことができます。

どこでもドア感がたまらない

 私達はほとんど週末にキャンピングカーで出かけるので、同じ場所に泊まることはまずありません。そのため居室のドアから外に出ると、ドアの外はいつも違う場所ということになります。これが結構面白いのです。いつもと同じ部屋のドアを開けるといつもと違う場所、何かどこでもドアって感じだなと思っています。

 この感覚は泊まっているときだけのものではありません。通りにいろいろな店があって賑わっているような観光地の場合、通りの横の駐車場にキャンピングカーを停めることがあります。このような場合、運転席から居室に移って一休みしたあとドアから出るとそこは正に観光地のど真ん中。たくさんの人で賑わっています。歩き疲れてキャンピングカーに戻ってゴロゴロしながら一休みしてからドアを開けるとやっぱり観光地のど真ん中。色々な観光地とプライベートな空間を瞬時に行き来できるのはキャンピングカーの最大の魅力だなと思います。

 こんな特殊な楽しみ方ができるので、今週末は出かけるぞと思うと平日もなんとか乗り切れています。でもこれからの冬はオフシーズン。本当に残念。薪ストーブを焚くくらいしかストレス発散の方法が思いつきません。

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