現役世代にキャンピングカーって

 今回書かせていただくテーマは現役世代にキャンピングカーって…大丈夫なの?です。

 キャンピングカーといえば、小さなお子様がいる家庭や仕事から離れた方が持っているイメージが私にはあります。実際多いのではないでしょうか。私が妻と初めてキャンピングカーを見に行った時に、キャンピング・カー屋さんにお子さんの年齢はと聞かれて答えると「えー」と言われました。今回書く現役世代とは、大学生に仕送りをしているような一番あり得なさそうな世代がキャンピングカーを持つのはありなのかというテーマです。多分、私のように普通に考えたら行ってはいけない世界に迷い込みそうな方々に送るテーマです。

 ではまず、普通に考えてキャンピング・カーを買って幸せ~という世代の方の場合を考えてみましょう。
 1.小さなお子様がいる家庭
 私には今からではタイムマシンでもなければ実現できない状態。どう考えてもいいでしょう。私の職場にいる同僚がキャンピング・カーを欲しがっています。子供はまだ赤ちゃんですが大丈夫。すぐに大きくなります。小さな子供は旅行に行くと興奮して寝付けなかったり熱を出したり色々ありますが、慣れたキャンピング・カーの中で寝れば興奮は抑えられるかもしれません。また全ての予定がクリアできなくてもそれほど悔しくならないのがキャンピングカー旅行です。子供って大人の目的地よりそこらにある公園のほうが嬉しくて時間を使うことはよくあるじゃないですか。
 2.仕事を引退された方の家庭
 私が夢見る理想郷。どう考えてもいいでしょう。多少のイレギュラーを逆に楽しむ旅。目的地はあるけれど、そこにたどり着くまでの日数はあくまでも目安。あー、こんな旅をしてみたい。楽しいでしょう、絶対に。多くは語りません。

 上に書いたのは私の体験していないことなので、異論のある方はコメントにお願いしますね。

 さて本題。ここからは私が体験していることなので、リアルです。大学生に仕送り(時には2人同時)している夫婦。旦那の稼ぎでは持ちこたえられないのでフルタイム共働き。毎日毎日くたくたで、同居の娘のために朝食、弁当、夕食、洗濯の家事は夫婦の必須。金はないし、いつも追い詰められているし、休みに入るのが怖いくらいの仕事ノイローゼ。こんなんでキャンピング・カーありなの?上の例からすると天と地のような状態で大丈夫なの?

大丈夫です!というかキャンピング・カーに逃げないと死にそうでした。だって本当につまらない!何のために生きているか分からないのですから。これは私の私感ですが、子供は大きくなればなるほど親を束縛していきます。小さな頃とは違う意味で目が離せなくなり、お金を使っていきます。私は子供が就職するまでを私のその子に対するゴールと思って頑張っていますが、親も人間です。ロボットみたいにいは生きていけません。自由が必要です。
 こんな風に追い詰められてキャンピング・カーを買ってしまいました。生活は今まで以上に苦しくなりましたが後悔はしていません。キャンピング・カーがボロでも後悔してません。だってそこだけが楽しみで頑張ってますから。家で飲んでる偽物の偽物のビール(第3のビール)よりもたまにキャンピング・カーで本物のビールを飲むのが幸せなんです。自分たちはいつもと違う生活をいつでも楽しむことができるという満足感が幸せなんです。

キャンピングカーにはガソリン携行缶

普通の車には必要ない

 皆さんはガソリン携行缶ってご存知でしょうか。普段車に乗っている方でもあまり馴染みのないものですよね。私もキャンピングカーを買うまでは、ガソリン携行缶なんて何のためにあるんだろうと思っていました。自分には全く必要のないものの一つでした。

キャンピングカーには必要かも

 でもキャンピングカーに乗ってからというもの、1回積んでしまったら、その便利さと安心感からガソリン携行缶無しでのキャンピングカー旅行なんてとても考えられません。

ガソリン携行缶の使い方

 キャンピングカーに載せているガソリン携行缶です。ガソリンが10リットル入るタイプです。これを常時2缶積んでいます。セルフスタンドでは自分でガソリン携行缶への給油はできないので、スタンドの人を呼んで給油してもらいます。いつでも満タンというわけではないのですが、両方なくなれば両方を給油しておくといった感じで使っています。

どんな時に使うかと言うと

発電機に給油する

 ガソリン携行缶はどんなときに活躍するかというと、1つは発電機に給油する時です。どうしてガソリン携行缶から発電機に給油をするかというと、発電機にガソリンスタンドで給油してもらうのは非常に大変だからです。

 ではガソリンスタンドでの発電機への給油の手順を紹介します。まずは発電機の収納庫の扉を開けて(鍵も探して)、レールに載せられている発電機をロックを外して引っ張り出します。この時に太いコンセントを抜きながらでないと発電機は出てきません。発電機上部の給油キャップを外して、ガソリンスタンドの人にここから給油お願いしますと説明をして給油をしてもらいます。ここまでガソリンスタンドの人が待っている前で、まるで実演をしているかのようにやります。ガソリンスタンドの人には、ガソリンはどのくらい入りますか?とか、こんな感じで入れればいいですか?などと色々聞かれます。ガソリンスタンドの人も発電機に給油する機会なんてそれほど無いですから、色々聞かれるのは当然なんですよね。このくらいいれればいいですかね?なんて聞かれながら給油が終わると、先程の工程を逆回しで行って発電機を格納します。

 このようなことを焦りながら色々なガソリンスタンドでやるよりも、発電機へ自分で給油したほうがゆっくりとできるし、気も楽です。発電機の燃料タンクは13リットルなので、10リットルのガソリン携行缶1缶で発電機が大体満タンになります。発電機は燃料がどのくらい残っているか気軽にチェックできないので、燃料切れになってしまったときでもガソリン携行缶にガソリンがあればどこでもいつでも給油できて安心です。

ガス欠に備える

 もう一つの用途は、キャンピングカー本体のガス欠対策です。キャンピングカーは車体が重いせいか道路の状態で燃費が大きく変わります。我が家のデイブレイクは1800ccのボンゴトラックベースなので、ガソリンタンクも大きくないのも影響大です。

 まだガソリン携行缶を積んでいない時に高速道路を走っていたときのことです。まだまだガソリンは十分もつなとご機嫌で運転していたところ、上り坂の多い区間に入った途端にガソリンがみるみる減少。そういう時に限ってガソリンスタンドのあるサービスエリアがないのです。やばいやばいと結局インターチェンジで高速を降りてガソリンスタンドで給油したわけですが、こういう地域は高速を降りてすぐにガソリンスタンドがあるわけでもなく、かなりの時間ロスをしてしまったうえに、精神的にもすごく疲れてしまいました。

 次はガソリン携行缶を積んだ後の体験談です。能登半島を1周した時のことです。能登半島入り口ではガソリンは十分だなと思っていたのですが、アップダウンのある道に入った途端にガソリンがみるみるうちに無くなってきました。水族館まで辿り着けばガソリンスタンドが近くにあるだろうと、楽観視していたのですが、結局水族館までガソリンスタンドが一つもありませんでした。そして水族館の駐車場に入ったときにはガソリン残量の警告ランプがついてしまったのです。普通の車であればガソリン残量の警告ランプがついても60キロくらいは走れるのでしょうが、キャンピングカーではそういう常識は信じられません。このときは、ガソリン携行缶に少し残っていたガソリンを給油したところ、ガソリン残量の警告ランプが消えるくらいまでのガソリン量が確保できて、ガソリンスタンドまでたどり着くことができました。

ケチケチする

 最後におまけの使い方です。今いるところよりもこれから行くところが確実にガソリンが高いと思うと微々たる節約のためにガソリン携行缶を満タンにします。これは単なるケチな私の自己満足です。これをやってもきっとジュース代にもなりませんよね。

初めてのキャンピングカー旅行

初めてのキャンピングカーでの旅行は、鍵束の鍵がどこの扉のものか把握しきれていない、発電機が動かない等ありましたが、不安を抱えながらも強行しました。

 キャンピングカーが来る前にあらゆるものを買って用意しておいたのが功を奏しました。ベッドにはごろ寝布団(長さは普通の布団と同じで幅が狭いもの)と毛布、食べ物はパンとおにぎりとカップスープの素に味噌汁の素、シンクには洗剤、食器は子供が小さな頃にキャンプ用に買ったものを積み込みました。もちろん寝間着のジャージも忘れません。まあ、どうしても足りないものがあったら旅先で買えば良いのです。

 キャンピングカーで初めての旅行は金曜日の夜出発でした。しかし走り出したら色々なことが気になります。ダイネットの扉の鍵はかけたかな、扉が空いてしまうことはないかな、落ちやすいところにものを置かなかったかな等々です。不安だらけですが、夜9時過ぎにに出発しているので、まずやらなければないらないのは、目的地の途中にある道の駅にたどり着くことでした。

 初めてのキャンピングカーでの車中泊はここでと適当に決めていた道の駅までたどり着いたのは、夜の11時頃。適当な場所を決めてキャンピングカーを止め、とりあえず妻と乾杯です。1時間ほど2人で話をし、さて寝るかとベッドに潜り込んでから自分たちがキャンピングカーを止めた道の駅の状況がわかりました。大型トラックが何台もアイドリング状態で止まっており、出入りするトラックも多数です。その上バイクがエンジンを吹かしたりもします。キャンピングカーも水平な位置には止まっていませんでした。妻は運転席上のバンクベッド、私は後部2段ベッドの下で寝たのですが、相手が寝返りをうつと車体が揺れました。寝心地は最悪。はっきり言ってほとんど眠れませんでした。

 1晩寝てみて、こんなに寝心地が悪いのにこれから先キャンピングカーで旅なんかできるのかすごく不安になりました。妻も同じことを言っていました。しかし何度も旅をした今となっては、外が多少うるさくても毛布かぶって寝ちゃいますし、誰かがトイレに起きても車体の揺れも気になりません。ベッドが水平でなくても枕等で調整して眠れます。要は慣れなんですね。

 翌朝、カセットコンロでお湯を沸かしてカップスープとパンで朝食。初めてのキャンピングカーでの朝食です。思い描いていたのとは全く違いましたが、とりあえず1泊して朝食を取ることまでは達成しました。これで少し自信がつきました。

 さて超寝不足のまま出発です。なだらかな山道なのでカーブもそれなりにあって緊張しまくりです。制限速度くらいで必死に走ってはいましたが、ある程度のカーブの前ではどうしてもブレーキを踏んで速度を落とさないとキャンピングカーは怖いです。そんなころ後ろからあおってくる車体がバックカメラに写りました。焦っても仕方がないと思っていたのですが、トンネル前のカーブに差し掛かりブレーキを踏んだところ、すごい音のクラクションが鳴り響きます。完全に煽られていました。冷や汗がでました。1、2分走ったところで駐車スペースがあったので入ったのですが、煽っていたのは客を乗せていない大型観光バスでした。すごい速度で追い抜いていきました。やれやれです。こっちは見た目もカタツムリのノロノロ君なのであまりいじめないで欲しいものです。

 2日目は無料キャンプ場に宿泊しました。さすがに無料とはいえキャンプ場です。こちらはとても静かでよく眠れました。多分前日ろくに寝ていないせいもあったのでしょう。

 今から考えると、寝るのも運転も要は全部慣れですね。いろいろなところに行ってきましたが、1回めのキャンピングカー旅行は今でも鮮明に覚えています。あのドキドキ感が…。

キャンピングカーの発電機

 キャンピングカーを決めた時に欲しかったものの一つに発電機があります。キャンピングカーを持っておられる方のブログを見ると、同じ場所に何日か滞在してあまり車を走らせないとサブバッテリーの充電が底をついてしまったり、ドライヤーなど電気をくうものを使いたいという要望があったためにあれば便利だろうと思っていたのです。デイブレイクに乗っているものと同じタイプの発電機は売値で20万円以上もしてますから、後から買い足すことが難しいだろうと考えていたことも理由の一つです。

 しかしキャンピングカーが納車された金曜日。やっと発電機までたどり着いたのですが、鍵を回してもうんともすんとも言いません。ダッシュボードから発電機の説明書を見つけ出して手順を確認してからやってみてもセルが回らないので発電機が動くわけがありません。ガソリンは満タンです。我が家のデイブレイクは後部2段ベッドの下に発電機を格納しているので、そこに潜り込んでリコイルスターターのロープ(手で引っ張ってエンジンをかけるもの)を何度も引っ張ってみましたが、姿勢や場所の狭さが邪魔してスピードが出ないせいかかかりませんでした。

 結局その日は諦めて後日一番近いヤンマーのサービスセンターへ連絡をして見ていただくことにしました。ガソリンを除いて67kgもの重さがあるので、自分でキャンピングカーから下ろすこともできず、キャンピングカーでヤンマーに乗り付けて、フォークリフトで降ろしてもらい見ていただきました。リコイルスターターでエンジンがかかったので一安心です。後日点検の結果が出て、基盤の交換、一応バッテリーの交換、オイル交換等で4万円以上かかりました。痛い出費でしたが、発電機が使えないままにしておくわけにもいかないので仕方がありません。

 で、実際発電機の使い心地はというと
 ・うるさい
 ・便利
です。音は思ったよりもうるさいですね。でもパーキングエリアなど車の出入りが激しかったり、トラックがアイドリングしているようなところでは外で聞いてもそれほど気になりません。私達が発電機を使うのは朝食時の8時頃と夕食時の17時頃、たまに昼食時です。お湯を電気ポットで沸かしたり、パンを焼いたり、ご飯を温めたりします。そして1度つけたらしばらくはつけたままにします。他の電気製品を使うからということもありますが、発電機をつけているとサブバッテリーも充電されるので、それが目当てでもあります。
 静かで気軽に使える発電機があれば最高なのですが。

キャンピングカーが来た日の絶望感

来たのは嬉しいけれど

待ちに待ったキャンピングカーが来た!

 やっとという感じでキャンピングカーが我が家に来たのは昨年の6月。買い物って、買うまではグズグズしていても買ったらすぐに手元に届けてほしいものですよね。本当は5月の連休に大学に行っている次男のところへキャンピングカーで遊びに行く予定だったんですが、日程的に間に合わず6月に納車となりました。ギリギリまで決断を下せなかった自分のせいなのですが、ゴールデンウイーク前に納車してはやはり無理でしたね。
 納車は金曜日でした。県外から実車も見ないで、いろいろな質問を業者にして買ったものですから、250kmも遠方から運んできてもらいました。気合を入れて金曜日はあらかじめ休みをとってっていました。計画では納車を待って、ぱぱっといろんなテストや用意をして金曜日の夜から初めてのキャンピングカー旅行に出かけるつもりでした。キャンピングカーに積み込むものは事前に山積みにして用意してましたし、キャンピングカーを持っている方のブログなどをずっと見ていたため、色々なこともすぐに分かるだろうと高をくくっていたのでした。
 しかし現実は違いました。車を運んできてくれた方を見送って、さて準備するぞと意気込んだものの、目の前に立ちはだかった壁はこれでした。

キャンピングカーの鍵

想定外の鍵束パニック

 本当に焦りました。この鍵束2セットが袋に入っていまして、いきなりパニックです。こんなにたくさんの鍵が束になっている状態を私は今まで経験したことがありません。それに似たような形の似たような大きさの鍵がいっぱいくっついています。中にはこれ鍵かというような形状のものまでくっついています。わかるのは運転席の鍵だけ。

鍵の解析開始

 冷静にと自分に言い聞かせて、2セットの鍵束を見比べると同じ鍵がセットになっていることがわかりました。つまり1つの鍵束に同じ鍵はついていないはずです。でも上の写真を見てもらえばわかりますが、これ同じ鍵じゃないのという鍵がセットになっているのです。

開いてくれない扉

 色々試すのですが、焦っているせいか全く鍵が合わず20分経ってもダイネット(運転席後ろの居室)へのドアも開けられない始末です。その上鍵が多すぎるので、開いた!と喜んで他の鍵を試しているうちに、先程開けることができた扉の鍵を忘れてしまう始末です。
 キャンピングカーが納車された直後の興奮はすっかり冷めて、冷や汗がタラタラと落ちてきます。まさかやっとキャンピングカーを手に入れたのに、最初の試練が沢山の訳のわからない鍵がどこの鍵なのかひたすら試していくことだなんて全く想像もしていませんでした。

ダイネットの扉を開けることに成功

 仕方がないので、唯一確実に開けられる運転席からダイネットに抜ける通路を這いずってダイネットに入り込んでみました。これが初めてダイネットに入った瞬間でした。冷や汗かきながらも感動です。薄暗いダイネットのカーテンを開けて明るくするところからはじめました。椅子に座ってみる余裕もありません。
 早速ドアの鍵を見てみると、2つの鍵のうち1つが中から掛けられる鍵になっていました。これが結構重くて回すのが大変という癖があることがわかりました。今では当たり前にできますが、外側からこの鍵を開けるには、かなり力を入れなければなりません。キャンピングカーが来た当初は壊してしますかもと思っていますから、外から開けるのは無理だったでしょう。内側から癖のある鍵を開けて、外からは鍵1つを開ければいいようにしました。これで大事な部分の鍵が判明です。

初めてのガソリンスタンド

 殆どの鍵が開けられたのは納車から1時間以上経ったあとでした。とてもすべての鍵を調べている時間は無いので、鍵の解明は後回しにすることにしました。ガソリンが無いのです。車で10分ほどのところにある行きつけのセルフスタンドに向いました。
 走り出してみるとエンジンの調子もいいし、住宅街の狭い交差点でもミニバンより簡単に曲がれることがわかりました。しかしです、多分自分で感じている以上にパニクっていたんでしょうね。ガソリンスタンドに向かって走っている時に運転席側のドアが開いてしまい焦りました。これは運転席のドアが壊れていたわけではなく、自分がきちんとドアを閉めていなかったミスです。

ガソリンスタンドはセルフで正解だった

 何とかかんとかセルフのガソリンスタンドまでたどり着きました。セルフスタンドを選んだのは正解でした。ガソリンを入れるのにも、まずはカバーを鍵で開けて、ガソリンタンクの栓をこれまた鍵で開けないとガソリンが入りません。鍵束の中から鍵を探し出しての作業です。時間がかかりました。でもセルフなのでゆっくり出来ます。セルフじゃなかったら大恥をかくところでした。このときにガソリンタンクの栓はエンジンキーと同じことがわかりました。そんなこんなでガソリンを満タンに。トラックのタンクなので、ガソリンを満タンにするにも少しコツがいりますね。

ドタバタだったけど何とかなった

 しかし、鍵が多すぎてパニックになるなんてことは想像もしていませんでした。納車日にどうしても初旅行に行きたかったので無理をしてしまったからこうなってしまったのですが、とんだ笑い話ですね。

キャンピングカーを買った訳

出会い

 いつの頃だったでしょうか。キャンピングカーっていいねと奥さんが言ったのです。キャンピングカーって何?とキャブコンの写真を見せてもらったのですが、これが何とも不格好に見えました。そのころミニバンで充分満足と思っていた自分は、ないな!と思っていました。

いつも頭の片隅に

 それでも何となく気になっていたのでしょう。数年経っても、たまにキャンピングカーのことを調べていたりしていたんです。実際走っているキャンピングカーを見たこともないのにです。そんなあやふやな感じでキャンピングカーとの付き合いを続けていたのですが、不思議なものであんなに不格好でかっこ悪いと思っていたキャンピングカー(キャブコン)の容姿も中々いいじゃんと思えるようになり、いつの間にか欲しくてほしくてたまらない存在になっていたのでした。

買うべき年齢層じゃない

 普通、キャンピングカーを買う世代といえば、子供が小さい頃か、子供が手を離れたもしくは退職した人が買うものかなと思いますが、そういう意味では我が家の場合は家族の状況がとても中途半端です。そのためキャンピングカーを買いたいのは山々なのですが、子どもの学校の都合やら家計が苦しいやらでいつまでもいいなぁと指を加えて眺めているばかりでした。

色々なこともやってみました

 まだキャンピングカーを買っていない頃には、子供が大学をでるまでの辛抱と夫婦で休みの日には家の周り数キロ圏内をひたすら散歩してみました。新しい発見もあって楽しかったのですが、その内にすっかり行く場所もなくなり飽きてしまいました。
 その後は軽自動車に乗って日帰りでどこまで旅行ができるか何度もチャレンジをしました。非常に安くかなり遠くまで行けることがわかりました。でも徐々に行けるところが無くなり、無理をして疲れてしまいました。

買っちゃった

理由は買うべき時を待てなくなったから

 夫婦ともに50を過ぎて、自分と妻の父親も亡くなりました。毎日毎日仕事に行ってへとへとになって帰ってきてから家事をやり(我が家の平日の夕食は私が殆ど作っています)、給料が入れば大学生の子供への仕送り。考えれば考えるほど何もかも嫌になってきてしまいました。やりたいことも出来ずにずっと我慢したまま死んじゃうのかなって突然思うようになり…悩むのやめよ!ってキャンピングカーを買っちゃったのです。昨年の6月に。そんな時出会ったのが中古のこのキャンピングカーでした。

デイブレイクというキャンピングカー

買っちゃったキャンピングカーはこれ

 マックレー社製のデイブレイクです。デイブレイク ◯◯◯◯◯◯◯と名前がつくらしいのですがそこらへんはよくわかりません。

どうしてデイブレイクに決めたのか

要望

 このキャンピングカーだ!決めるとするならキャンピングカーに対するいろいろな要望がありました。その条件はというと

  • 通勤のための車があるため、自宅の駐車スペースがかなり狭い。ミニバンかそれより少し短いくらいでなければ駐車できない。
  • 家族5人が寝れる。(但し一番年少者が高校生)
  • トイレは欲しい。
  • 夏に寝る時に暑いのは嫌なのでエアコンをつけて寝たい。
  • エアコンをつけて寝るには発電機がいるだろう。発電機があればドライヤーやオーブンレンジなど色々使えて便利だろう。
  • キャンピングカーのブログを読んでいて、タイヤのバーストが怖くて仕方ないので後輪はダブルタイヤ。
  • もちろん金はないので安くなくちゃダメ。

 いかがでしょう。私的には一気に実現するには無理だろうなと思っていました。自分ながら贅沢なこと言ってるなと思っていました。だからこんな条件全て揃っている中古のキャンピングカーがでてくる訳はないと思っていたんです。

デイブレイクには全て揃っていた

 絶対無理だと思っていたのに私の要望を全て備えていた中古のキャンピングカーを偶然にもみつけてしまったのです。それが写真のマックレー社製デイブレイクです。本当に奇跡だと思いました。
 このキャンピングカー、何でもかんでもという感じで小さな車体に詰め込まれているのでかなりマニアックです。そのため色々不便なところもあります。例えばトイレ。女の人はいいのですが、身長176cmの私には非常に窮屈で大変です。でも用は足せます。こういうところは仕方がないと諦めています。

キャンピングカーがある生活

 現役共働き夫婦がキャンピングカーを買ってどうなったでしょう。想像以上にかなり生活が変わりました。週末のプチ旅行が楽しみで、平日のモチベーションも変わりました。そして旅の仕方が変わりました。
 何週間も旅に出るようなキャンピングカー生活がまだできないので、あまり夢のない話題になるかもしれませんが、これから少しずつデイブレイクのことや実際に旅したことなどを載せていこうと思います。