アンジュは縁があって我が家に来たのか?

  今日はアンジュが我が家の一員になった経緯を書こうかなと思います。アンジュが我が家に来たのは2015年の6月でした。アンジュは2012年の8月生まれなので、もうすぐ3歳という年で我が家の一員になったのです。下の写真はブリーダーさんの家から連れた来た日にトイレに逃げ込んだアンジュです。

猫トイレに避難するマインクーンのアンジュ

 アンジュがどうして我が家に来たのかを書くためには、アンジュの前に我が家で飼っていた猫のことを書かなくてはならないのでまずはそこから。

 アンジュが我が家に来る前にいた猫の名前はアン。チンチラゴールデンの雄です。アンは猫でも飼いたいなとネットの里親募集を見ていた時に偶然見つけた猫です。右の後ろ足が切断されてしまっていて、売り物にならないということで保健所に持ち込まれるところを保護された、アンアン鳴くので名前はアンと説明に書いてありました。生まれて3ヶ月くらいの猫です。ムムっとすぐに興味が湧いたものの、チンチラゴールデンというような長毛の猫は飼ったことがありませんし、その上後ろの片足が無いことも不安でした。投稿されたのは北海道で距離が遠いことも不安でした。

 投稿を初めて見てから1週間位経った頃、ふと気になってまたその後アンがどうなったかネットで見てみましたが、まだ問い合わせもないようでした。とても可愛い猫だったので、もう誰かにもらわれることが決まったんだろうなと思っていたため、問い合わせもないことにアンのことが少々心配になってきました。それからは夜になるとアンの募集ページを見る毎日になったのですが、何日経っても誰も問い合わせていない様子でした。

 段々いても経ってもいられなくなり、家族にこういう猫がいるんだけどと相談をしました。写真を見た家族は大賛成。でも後ろ足が片方無いと話すと、妻は不安もあるけどいいんじゃないと言い、長男次男も「そんなの関係ない」と大賛成。でも2歳の末娘だけは「足が切れた猫は絶対イヤだ!」と大反対。とりあえず、不安を取り除くためにメールで問い合わせをしました。投稿者からはトイレもちゃんとできるし特別生活に難はないと返事をいただき、元気に走り回るアンの動画も添付してありました。その動画を見て、末娘の機嫌も直り、アンは北海道から飛行機に乗ってやってきたのでした。空港に家族全員でアンを迎えに行ったとき、空港の職員の女の人が集まってアンを見ていたので、受け取る時に恥ずかしかったことを今も覚えています。

そんなんで我が家にやってきたアンは、すっかり末娘の相棒になり、末娘が保育園や学校に行くときは玄関で見送り、帰ってくれば玄関で出向かえなんてことをしながら年を重ねていったのでした。アンが亡くなったのは2015年の4月。嘔吐を繰り返すようになって、何も食べなくなった末です。妻が帰宅するとトイレに入ろうとしたところで倒れていたそうです。具合がわるいのにトイレは決まったところでしなくちゃって、猫ってのはそんなに律儀な生き物なんですかね。余計に悲しくなりました。それでもアンは虫の息で私が帰宅するまで生きていまして、「あーん」と呼ぶと口だけ開いて返事をするのでした。その返事も4度目には帰ってきませんでした。
 これを書いているうちにアンのことをいろいろ思い出してしまったのでアンの写真も何枚か貼ってしまいます。

チンチラゴールデンのアン
末娘がヤケを起こして犠牲になるアン
我慢強い猫
何かを訴える目
ポーズと取るチンチラゴールデンのアン
かっこをつけてるアン
ダンボールの中のアン
捨て猫の悲哀を表現するアン
娘と寝る猫
末娘と寝るアン

 本当にかわいい奴でした。アンが亡くなってから少しして妻が寂しくて耐えられないと言い出しました。妻がそう言ったのはアンがいなくなってから1ヶ月位です。私もアンがいなくなってから半年以上過ぎたように思えるほどダメージは大きかったです。悲しがっていてもアンは帰ってこないので新しい猫を飼って前に進もうと決めました。

こういう猫を飼いたいと家族はいろいろなことを提案してきましたが、私はアンのことを思い出すと悲しくなってしまうので、アンを思い出さないような猫にしようと決めていました。それで家族に巨大猫のメインクーンを飼いたいと提案したのでした。私が頑固に言うので次第に家族も折れ、ネットで見つけたのがアンジュがいたブリーダーさんでした。お目当ての譲渡対象の猫は問い合わせ中となっていましたが、ダメ元でメールをしてみると、やはり今話し合い中だということでした。でもブリーダーさんからのメールには「ブリーディング引退猫なので子猫ではないですがこういう猫もいます」とアンジュのことが書いてあったのです。写真を見るとすごく立派な猫で、家族もいいじゃんと乗り気です。「お母さん猫なら名前は何?」「アンジュでアンって呼ばれているみたいだよ」「え!」アンジュの血統書上の名前はBLUE ANGEL。エンジェルはフランス語でアンジュなので通称アンジュ。いつもはアンちゃんと呼んでいるとのことでした。
 アンのことを思い出さないようにと探した末に出会った猫がアンジュ。実は最初に問い合わせた猫はその後交渉中の方が辞退されたため、ブリーダーさんからそちらにされますかと聞かれたものの、家族全員「アンジュでいいじゃん、アンジュしか無いでしょ」と一致。これもアンが引き合わせてくれたのかもねと話しています。アンジュが我が家にやってきた馴れ初めのお話でした。

階段に座るメインクーンのアンジュ
アンと同じ場所で写真に映るアンジュ

こんな事もできる猫

 メインクーンのことを紹介するとなると“でかい”という話題が多くなってしまうと思うんですが(家だけか)、今日はアンジュが我が家に来てからびっくりした〈猫でもこんなことができる〉という写真を載せます。そんなことを書くと、アンジュにすごい特技があると思われるかもしれませんが、それはアンジュも困ってしまいます。もっと単純な、でもある意味でかさが特技になってるような…。

テーブルの上に顔を出すメインクーン

はい、何でもない我が家の日常の風景です。「な~んだ」と皆さん思われたでしょうか。でもアンジュが「今日は何か美味しいものないの」と覗き込んでいるのは、ダイニングテーブルなので、高さは75センチ程あります。標準的なダイニングテーブルの上を立ち上がっただけでこれだけ覗き込めます。すごくないですか?では少し横から。

メインクーンの立ち姿

 ちょっとブレてしまいましたがこんな感じなのです。足元を写すのを忘れてしまいました。今度撮ったら載せますね。


アンジュの紹介

 我が家の猫です。アンジュです。

メインクーンという猫

 おっと、思わず油断しているアンジュの写真を載せてしまいました。アンジュは我が家の飼い猫でメインクーンという種類の猫です。毛色はブルークラシックタビーという色らしいです。「なんて種類の猫なんですか?」と聞かれて「メインクーンです」と答えると、「ああメークイン」と返されます。「それはじゃがいもの種類と間違えてます」とはなかなか言えません。どうしてメークインじゃなくてメインクーンなのかというと、その風貌から土着猫とアライグマの混血であると思われて、メイン州のアライグマ=ラクーンでメイン・クーンと言われたとする説もあるだそうです。
 ちょっと興味が湧いた方はメインクーンと画像検索してみてください。びっくりするような写真が結構出てきますよ。

メインクーン

 メインクーンの特徴はなんと言ってもその巨大さです。画像検索ででてくるメインクーンは特別巨大なのがでてきますが、全部のメインクーンがそれほど巨大なわけではありません。我が家のアンジュも雌なので雄ほどの大きさはないです。これを書きながらふと実際どのくらいの大きさなんだろうと興味が湧いて、寝ているアンジュを押さえつけて測ってみました。結果は…
鼻先からお尻までは約65センチ、尻尾は約30センチ、つまり尻尾を伸ばして床にダラダラしているときは1メートル位です。体重は7キロを超えています。抱き上げるときには大体「重い!」と言われます。30秒も抱っこをしていると腕が辛くなってくるのですぐ降ろされます。
 その他の特徴は耳が大きくて、中に毛がいっぱい生えています。耳の先端からも毛がササッと生えていますこれをリンクスティップスと言うらしいです。(上の写真でなんとなく写ってますかね)体の毛も結構長いです。尻尾の毛も長いです。
 ここからはWikipediaにも書いていない特徴ですが、その大きさからくるパワフルさは今まで猫を飼ってきた人でもかなりびっくりするかもしれません。普通の猫のような音も立てずにしなやかな行動は期待できません。ジャンプしたり走ったりするときには、「ドカン」「ガシャン」「ガリッ」など嫌な予感がする音が聞こえてきます。物が置いてある上を歩くときにも、自分の体に当たって物が落ちてもさほど気にしていないようです。アンジュだけかもしれませんが、お客さんより家族を警戒している素振りを見せます。
 色々書いてきましたが、我が家の大事な一員アンジュの紹介でした。
 
 これからアンジュの話題も載せていきますのでよろしくおねがいします。